REEL 01 · 16MM TRANSFER · 2026

A FILM KANTA

A Record of Coming Home

高校を出て、ひとりで海を渡った。
アメリカで五年。そして僕は、帰ってきた。

SCROLL — 記録を再生する
CHAPTER 01
Departure
SEATTLE — 2017
[ 写真 ]
空港 / 出発ロビー
スーツケースひとつ・逆光
TK 01
SEATTLE — 2017 / CH.01 旅立ちREC

[ 写真 ]
夕暮れのハイウェイ
ヤシ並木・薄明
TK 02
CALIFORNIA — 2018 / CH.01 旅立ちREC

MEMO · 2017.04 片道航空券。
帰りの便は、まだ決めていなかった。

不安は、期待の、
裏返しだった。

Fear was only hope, turned inside out.

ASK KANTA — カンタに聞く
CHAPTER 02
Five Years in America
SAN DIEGO — 2018–2023
[ 写真 ]
サンディエゴの夕焼け
ヤシの木のシルエット
TK 01
SAN DIEGO — 2019 / CH.02 舞台REC

ROLL 02 — 暮らし / SAN DIEGO
02-A
02-B
03-A

天気がよくて、自然があって、飯がうまくて、人が優しい。──住んでるだけで、人格が変わる街だった。

心が、少しずつ豊かになっていくのがわかった。

FIELD NOTE — 2019 / 食

数えきれないほどのハンバーガーを、食べた五年だった。

Red Robin … 個人的ナンバーワン。ポテトはおかわり自由。
In-N-Out Five Guys Shake Shack … ぜんぶ巡った。
どうでもいい話に思えて、それでも、いちばん体が覚えてる。
[ 写真 ]
緊急病院前のサイン
2020 — 人気のない歩道
TK 05
SAN DIEGO — 2020 / CH.02 静かな瞬間REC

[ 写真 ]
やよい軒の定食
誕生日・ひとり
TK 06
JAPAN — 2022 / CH.02 郷愁REC

MEMO · 2022.06 ちゃんと、味わって食べた。
後悔しないように。

孤独とは、自分と
真剣に向き合える
唯一の時間だ。

Some things, you only see when you're alone.

ASK KANTA — カンタに聞く
CH.02 — 愛着 / 2021

こんな日常の為だけに、
また帰りたい

毎日の夕焼け、馴染みの店、他愛ない会話。──宣伝するものなんて何もない、そんな日々に、手放せないほどの愛着が、いつのまにか湧いていた。

CH.02 — 気づき / TO BELONG

馴染むというのは、少しだけ、別の自分になることだった。

つくづく思う。どれだけ英語が話せても、自分が変わらないと、その土地には馴染めない。

転回点 · TURNING POINT — 2023 一時帰国

外から見て、
初めて気づいた

久しぶりに帰った日本は、なんでもないことが、ちゃんとしていた。静かで、清潔で、列はまっすぐで。「オワコン」なんかじゃ、なかったんだ。──この小さな驚きが、やがて僕を、本当の帰国へ連れていくことになる。

[ 写真 ]
卒業 / SDSU
TK 11
SAN DIEGO — 2023 / CH.02 区切りREC

CHAPTER 03
Coming Home
TOKYO — 2023 –
[ 写真 ]
帰国時の一枚
東京・最初の朝
TK 01
TOKYO — 2023 / CH.03 帰国REC

[ 写真 ]
新幹線 / 車窓
流れる日本の景色
TK 02
SHINKANSEN — 2023 / CH.03 再発見REC

MEMO · 2023.12 隣の人に充電器を貸したら、
ビールを奢られた。
もう、ここに永住でいいや。
[ 写真 ]
道端の一枚
見知らぬ人の親切
ONLY IN JAPAN
TOKYO — 2023 / CH.03 優しさREC

CH.03 — めぐるもの / 2023

自分の行いは、
どこかで、
繋がっている。

留学中にホストしてくれた家族が、今も日本人留学生を受け入れているらしい。「カンタをホストしたから、日本人は信用できる」と言ってくれたそうだ。──僕はただ、皿洗いと子守を手伝っていただけなのに。

2周まわって

やっぱり、
日本がいい。

「絶対アメリカ移住する」と言い続けていた、留学時代。でも、英語が上達して文化が分かるほど、マイノリティとして越えられない壁にも気づいた。世界を渡り歩いて、いま断言できる。──日本みたいな国は、ひとつもない。

ASK KANTA — カンタに聞く
BRIDGE — 次章へ

今度は、
伝える番だ。

From Japan, to the world.

もっと多くの日本人に、胸を張って世界へ羽ばたいてほしい。その一心で、僕はいま、次の場所に立っている。

CHAPTER 04
HACHIDORI
TOKYO — 2023 –
[ 写真 ]
HACHIDORI 代表
HACHIDORI — 2023.03.31
TOKYO / CH.04 創業REC

CH.04 — テーゼ / PHILOSOPHY

大事なのは、
やっぱり“マインド”

浅野忠信さんに英語を教えていて、確信した。完璧な文法や、ネイティブ並みの発音より——臆さず自己表現すること。自分の意見を持って、伝える力。それこそが、本質的な英語力なんだ。

ASK KANTA — カンタに聞く
THE REAL PROBLEM

英語を止めているのは、
“嘲笑文化”だ。

「日本の英語教育はレベルが低い」と、みんな言う。でも本当の原因は、間違いを笑う空気のほうだ。つくづく思う。──他人の英語をバカにする人間は、タバコよりも、よっぽど害がある。

CH.04 — 励まし / 度胸

カタコトでいい。
堂々と話そう。

間違いを恐れる完璧主義では、いつまでも話せない。そもそも“完璧”なんて、どこにも存在しないんだ。必要なのは、度胸と、ちょっとの図々しさと、マインドセット。中学英語を極めれば、十分。──日本の英語教育は、本当はレベルが高い。

[ 写真 ]
生徒と
THEY CHANGED — 証明
TOKYO — 2025 / CH.04 証明REC

CH.04 — 仲間 / OFF THE CLOCK
01
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04
05
06

事業の裏側には、いつも仲間がいた。

焼肉も、居酒屋も、ときに現場も。同じ熱量で日本の英語教育を変えようとする、十数名の人間で動いている。

MISSION — 次章へ

英語を武器に、
日本から世界へ。

Mind over perfection.

もっと多くの日本人が、胸を張って世界に羽ばたいていけるように。その一心で、地道に。

ASK KANTA — カンタに聞く
CHAPTER 05
Here, Now
TOKYO — 2026
[ 写真 ]
東京駅 / 東京の日常
夕方の光
TK 01
TOKYO — いま / CH.05 帰着REC

MEMO · 東京駅 レンガを見ると、アムステルダム
中央駅を思い出す。世界を見てきた目で、
いま、この街を歩いている。
CH.05 — 成熟

遊びより、仕事に打ち込む今のほうが、
人生が楽しい

ヨーロッパで、ほぼ毎晩パーティしていた頃よりも、ずっと。──遊びは、自分にしかベクトルが向かないから、いつか飽きる。仕事は、違うんだ。

CH.05 — 旅心 / STILL WANDERING
BALI
TAIPEI
CROATIA

それでも、また旅に出る

バリ島の居心地に沼り、台湾には定期的に。クロアチアは「死ぬまでに一度は」と誰にでも言う。根っこはずっと、世界を歩く人間のままだ。

CH.05 — 価値観

一度きりの、
人生だから。

自分と、周りの大事な人にだけ、時間を使う。仕事も遊びも、本気の一年にする。老後の幸せを呑気に待つより——メリハリをつけて、今を、全力で生きる。

CH.05 — めぐらせる

次は、
渡していく番。

「夢のために、お金を貯めてるんです」と言う Uber Eats の兄ちゃんに、飯代の二倍をチップした。その純粋な表情に、不覚にも泣きそうになった。──次の世代に、良いものを、繋いでいきたい。

これから — HERE, NOW

今日が、
一番若い

It's never too late.

何かを始めるなら、早いほどいい。英語は、人生を変える。どこからでも、逆転できる。──そういう人を、たくさん見てきたし、これからも、生み出していく。

ここまで観てくれて、ありがとう。
最後に——本人と、話してみる?

FINAL · 終章

Talk with Kanta

映画を観終えた人が、スクリーンの中の人物に、そのまま話しかける。
──「観る」を、「話す」に。

SCROLL — 分身が、目を覚ます
Kanta ●REC
TALK WITH KANTA
分身との対話 / TOKYO 2026
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KANTA
A Record of Coming Home
A DOCUMENTARY IN SIX CHAPTERS
旅立ち · アメリカの五年 · 本帰国 · HACHIDORI · いま、そしてこれから · Talk with Kanta

FILMED IN
SEATTLE · SAN DIEGO — TOKYO
2017 – 2026
END
結局、動いた人にだけ、
運が回ってくる。